ミツバチの社会は、一匹の女王バチ、何万匹という働きバチ、そして繁殖期だけに生まれる少数の雄バチの3種で成り立っています。このうち雄バチだけは無精卵から生まれますが、女王バチと働きバチは有精卵から産まれ、孵化した後の三日間、同じようにローヤルゼリーを与えられます。それ以降は女王バチだけが引き続きローヤルゼリーを、働きバチ花粉やはちみつを食べるようになり、その結果、見た目も機能も驚くほどの違いが生じてくるのです。 まず、女王バチの大きさは働きバチの3〜5倍に成長し、寿命はなんと約40倍も長生きします。さらに、女王バチはたった1匹で、冬の厳寒期を除く毎日、自分の体重ほどの産卵を続けます。しかし働きバチのほうは、輸卵管がケン(蜂針)に変化しているため、産卵能力がありません。同じ有精卵から生まれたにもかかわらず、女王バチと働きバチの間には、ローヤルゼリーによって、これほど大きな違いが生じてしますのです。

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