このように、ビタミンCは大変貴重な成分です。多量に摂っても尿中のビタミンC濃度が高いと、膀胱内の発ガン物質『ニトロソアミン』の生成を防ぎますし、尿路感染症や結石を防ぎます。ビタミンCの副作用で蓚酸カルシウム性の腎臓結石ができるという説については、毎日数千ミリグラムのビタミンCを摂り続けても尿中の蓚酸量は増えないので結石の心配はないということが今ではわかっています。ビタミンCは水溶性で、摂りすぎても尿と共に体外に排出してしまうため、害になることはまずありませんので、たっぷり摂っていいビタミンです。しかし、ストックしておくことができないビタミンでもありますので、この性質をしっかりと覚えておく必要があります。  現代はストレス社会。ストレスを受けると体内では副腎皮質からコルチゾン、副腎髄質からアドレナリンなどを分泌します。このホルモンの働きで血糖値を高め、脈拍や血流を早め、エネルギーをたくわえてストレスに対応する態勢をつくります。この時、ホルモンの生産にビタミンCが多量に必要になります。そのため、体内でビタミンCが欠乏しているときにストレスを受けると、私たちは容易にストレスに押しつぶされてしまいます。また、タバコを吸えば1本で25咾發離咼織潺鵤辰失われていくといわれていますし、最近の研究では、喫煙者はビタミンの消費スピードが吸わない人の1.4倍となることもわかっています。その上、食事で摂ったビタミンCは、の中の食物の状態で多少違いますが、だいたい2〜3時間で排出されてしまいます。次の食事までに何時間もありますし、次の食事で充分なビタミンCを摂れるとは限りません。だから私たちは絶えず注意して、常にビタミンCの欠乏状態をつくらないようにすることが大切です。  ビタミンCは、よく知られているようにレモンやイチゴなどの果物、芽キャベツ、ブロッコリー、ほうれん草、ピーマンなどの緑黄色野菜、それに緑茶などに多く含まれていますが、食物だけで必要量を摂るにはよほどの努力が必要です。フード・サプリメントには飲みやすい状態のビタミンCの錠剤がありますし、ビタミンCが体内でゆっくり吸収されるよう、天然ビタミンCのローズヒップ入りのものなどがあります。いずれもCの体内利用効率をさらによくする補助栄養素のビタミンPや、セルロースなどの食物繊維などが配合されているものがよいでしょう。

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